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■ 早池峰山・栗駒山を訪ねて──by G.S.   2010/06/19
カテゴリー: - :

早池峰山・栗駒山を訪ねて
2010年6月19日〜21日
メンバー;牧野・鈴木(五)他4名

●6月19日(土)晴れ

「いつまで、寝てるんですか!」の声に起こされる。
てっきり「道の駅」の職員に注意されたのかと思ったら、そこには、青森から来たSさんの顔があった。
昨夜、早池峰山の岳駐車場の少し手前の「道の駅」の、それも自販機のある室内(?)で図々しくも宴会後、仮眠していたのだ。
そこより、岳駐車場へ。7時半のシャトルバスに乗り込み、登山口「小田越」に着く。


※登山口の小田越。携帯トイレを売る監視員がいた

総勢6人(OB会員2名を含む高校時代の先輩たち)、各々のペースで歩き始めること30分ぐらいで樹林を抜け、岩礫にハイマツの混じる気持ちのいい道にでる。


※岩とハイマツの道をただ黙々と歩む

ここは高山植物の宝庫らしく、そこいらに色々な花が咲いていた。同行のE氏がレクチャーしてくれるが、興味のない私にはチンプンかんぷん。なにせ、お恥ずかしいことに、かつて高山植物の女王「こまくさ」を「こまつな」と言い間違えるくらいの人間なんだから俺に教えてもダメだよ!


※何の花でしょう? 忘れた

※赤い花 忘れたその2

※お花畑、これも忘れたその3 シナノキンバイ?

いよいよ道は急になってきた。登山道は滑りやすい。蛇紋岩という岩だそうで、黒光りしていて、乾いているのに結構滑るので要注意。


※結構、道は急に。蛇紋岩が滑りやすい

※早池峰山頂を望む。左のこぶ辺りが山頂

おっおっ、梯子段がでてきた。写真で見るほどたいしたことはないが、少し緊張を強いられる。


※稜線にでる真近かの一枚岩に架けられた階段

※こんな鉄の階段が2本 見た目ほどではありません

各人、難なく登り終えると、しばらくして稜線に飛び出す。小湿地の木道をすぎると山頂直下には雪田が広がっていた。


※雪田現わる、いよいよ、山頂真近か。足取りも軽く

避難小屋、早池峰神社奥宮のある1917Mの山頂は北上山脈の最高峰だとか。


※お決まりの山頂記念写真、疲れていない様子

下りは河原の坊に下り(この道が結構、急なのです。監視員が言うには、中高年にはこの道を登りに勧めているとのこと)、シャトルバスで朝来た駐車場へ戻る。


※下りには北鎌尾根を思わせる(?)ような岩峰も

盛岡南ICより一関ICへ。数年前の大地震で通行止めとなっていた栗駒に向かう須川温泉への道が今年の5月末に開通。一路、その道をただつっ走る。時間はもう、17時をまわっていた。須川温泉に着くが、土砂降りの雨。この雨の中、良いテント場がない。
やむなく、来た道を戻り、途中、名水がある駐車場にテントを張り、いつもの大宴会。水はうまいし、酒はいっぱいあるし。(ここは、最高にいいところですよ。地元の人が名水を汲みにくるところらしい。石碑あり。まだ、工事整理中なのか、翌朝、工事の人たちが上がってきていた。ちょっと気がひけたが・・・すみません)

 <コースタイム>
 浦和(18:30)→東北道柴波IC→道の駅(2:20)
 小田越(8:05)→五合目(9:30)→早池峰山(10:30 10:55)→河原の坊着(13:50)

●6月20日(日)曇り・雨

硫黄の臭いがきつい。ここは栗駒山の登山口・須川温泉。ときどき激しく降る雨の中を笊森避難小屋に向かう。


※お湯が流れる須川登山口

※この岩が大地震で崩れたとか。ゴザに隠れているところが露天風呂

沢を渡り、対岸に上がる。そこよりいよいよ登りになる。かつてこの道は下ったことがあるが、登りとなるとやけに避難小屋と栗駒に向かう分岐までの道が遠かった。途中、雪渓を2本渡る。1本の雪渓で難渋する。夏道に下りるところの足場が悪い。


※第一の雪渓を渡る

ピッケル・アイゼンなし。2人、ヤブの中に突っ込み、危うく止まる。それでもなんとか脱し、東栗駒へ登る沢を横切れば、一投足で笊森避難小屋に着く。日はまだ高い、午前10時。今日はここに沈殿。小屋の側には雪田があり水豊富。小屋はログハウス風の洒落たたたずまいで、トイレは水洗。お泊り賃はゼロ。

 <コースタイム>
 須川温泉→笊森避難小屋(10:00)

●6月21日(月)時々雨

昨日の足場の悪い雪渓を今度は上り(下りほどではないが、ちょっと大変)、栗駒への分岐へ。小雨が降ってきたので「このまま帰ろうか」という意見もあったが、一人張り切りボーイがおり、すでに栗駒への道へ入っていってしまった。皆無言。やはり行こう。
階段状の道をただひたすら登っていくこと1時間半、ガスに煙る山頂に到着。何も見えず。


※栗駒山頂、「山頂は今日も〜雨〜だっ〜た」

どうもこの山頂とは縁がないのか三度とも雨で、絶景は望めず。下りの稜線上は風が強い。須川への分岐より本格的な下りとなる。


※緩い小雪渓。派手なザックカバーの人は誰でしょう?

ところどころ緩い小雪渓を下り、急降下すると昭和湖に着く。


※エメラルドグリーンの水を湛える昭和湖

そこからは木道の道をたどれば、終点須川はもう近い。さあ、温泉だ。


※いよいよラスト、温泉が待っているぞ!足取りも軽く

振り返ると雨も止み、辿ってきた栗駒山の稜線がくっきりと望まれた。


※返り見る秋田の名峰栗駒山

 <コースタイム>
 避難小屋(6:00)→分岐(6:40)→栗駒山(7:45)→須川温泉(9:50)

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