日程:12月12日(前夜発)
参加:内海・風間・鈴木g・瀬藤・中山・奥薗・鈴木n・沖山・北村・木村・福王寺・伊丹・折原・大熊・山下
合宿前に雪山で足慣らし…と思いきや当初の計画地「谷川岳」には雪が無い。
12月の第二週になっても天神平スキー場はオープンさえ出来ない状態。
さて何処に行こうか?何とか雪山らしき場所を日帰り、なら此処っきゃないや…ということで中央アルプスの登山口、駒ヶ根ICへ向けて長い高速道をひた走る。
がらんとした菅の平駐車場にて仮眠後、朝一の便で一気に標高2600mの千畳敷へ。
【なぜかトイレの側に設営したテント。まぁ便利ではありますが】
【山と下界の境目。一気に標高2,600mの千畳敷】
気温も一気に氷点下の世界となり手指が痛い。限られた時間の中で足回り(冬靴・アイゼン)を中心に再確認の意味で稜線まで上がるとそこは3000m級の稜線、吹き付ける風は強烈に冷たい。宝剣岳直下は木曽側から回り込む岩稜帯でやや緊張するがアイゼンをシッカリ効かせれば特に危険もなく2,931mの宝剣岳へ。
狭い山頂を後にザイル2ピッチで広い稜線に下り立ち、残った時間を雪上訓練で過ごす。南に面した千畳敷側は気温が上がり雪も緩んで雪訓には凡そ適さない状態だったが、滑落停止やスタンディング・アックスビレイを繰り返し練習する。
【さすがに良い雰囲気。岩と雪の世界】
【良く締まった雪を踏みしめて稜線を目指す】
【冷たい風が吹き付ける稜線を行く】
【木曽側の斜面に注意しながら慎重に進む。帰りはザイルを出したほうが良さそうだ。】
千畳敷からは稜線にむかう登山者の列が絶えない。皆ヘルメットとハーネスで武装しているが彼等も雪訓だろうか?
南アルプスの全景を眺めながら雲一つ無い快晴はサングラスを通して届く紫外線に眼の奥まで痛くなる。
陽が西に傾きいい加減疲れてきたので訓練を終了、ロープウェイに乗って下界へ。
【重鎮達が居並ぶ南ア。左から甲斐駒、仙丈、北岳と続く。】
【空木方向を望む。絶景!】
【溪稜のキャンディーズ、いやいやピンクレディーか?】
【北村殿下のご尊顔も】
【千畳敷カールに長い影が伸びる。そろそろ帰ろう。】