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■ 日向山・平田ルンゼ   2011/01/29
カテゴリー: - :

member : N・S・O

1月29日(土)

早朝出発。
白州町から日向山林道を上がり終点まで車で入れた。
とっても近い。八ヶ岳より1時間近く早い。
今日は偵察がてらマルチピッチルートに行く。
まず手はじめに平田ルンゼ(ベータルンゼと読む)へ行くことにする。
林道に雪は無い。

甲斐駒ケ岳が雲に覆われてきている。
南岸から崩れる予報がそういえばあった。

黄連谷の右俣・左俣がバッチリ。雪が多そう。
目標を見上げながら林道を行く。

ガンガの錦滝。

ここまでは良かったが、平田ルンゼの入り口を見落とす。
岩間ルンゼ(ガンマールンゼと呼ぶ)を過ぎ、さらに林道を進んでしまう。
結局、鞍掛沢の先のトンネルまで行ってしまい、目の前に刃渡り沢を見て引き返す。
ロスは約1,5時間。
ベータルンゼの入り口は錦滝から50mでした。
入り口は貧素で氷があるの?って雰囲気ですが、
ちょこっと入ると氷の廊下です。

F1まで小滝がいっぱいあり気を抜けない。

F1から上はザイルを張りぱなし(マルチピッチ?)になる。

F2滑滝・・・50mザイルでビレー点に届かない。

スクリューでビレー。

さらに上に氷が連続する。

またザイルを目一杯使う。

二俣。
ここは右みたいだ。
少々ふくらはぎが張ってきた。
運動不足か?

しかーし!
ザイルが凍って針金いやワイヤー、棒のようになって操作が非常に悪い。
しかも時間もロスりまくってすでに13時。

松竹梅の滝までは行けそうもないし、
行けたとしてこのザイル使って懸垂を何ピッチも降りるの嫌だということで今回はここで撤収。
左ルンゼを少し登り懸垂準備。

まず懸垂1ピッチ。50m目一杯。
ザイルが凍ってごわごわでエイト環をスムーズに通らない。
こんなに疲れる懸垂も久しぶり。

次に懸垂50m目一杯。
岩に打たれた残置ハーケンにシュリンゲが掛けてあるのだが少々心もとない。

またもや50m目一杯懸垂。

結局、4回目一杯と25m一回で降り切る。
最後までザイルは凍ったままでごわごわだった。
曲がらないザイルを無理無理束ねて車まで運んできたが、ご覧のように地面に置いて立つ有様。
16時に駐車場を後に帰路につく。

結局、ザイルは家についても凍っていたそうな。
この周辺は標高が低いので寒暖の差が一日の中でも大きい。
したがって、ザイルやシュリンゲ・ヌンチャクが濡れる対策は必要。
スクリューはパーティで8本以上必要。
それと下降用にロックハーケンや捨て縄は必携と言える。

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