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■ 南アルプス・北岳バットレス Dガリー奥壁上部フランケ〜四尾根   2004/10/16
カテゴリー: - 管理人 :

日付     2004年10月16日〜17日(15日夜発 )
メンバー   掛川(L)、鈴木(直)、川元

  15日北浦和PM8:30発、直樹君宅PM9:00、八王子ICより一路バットレスへ、高速道路では休まず、甲府昭和ICで降り、途中コンビにて食料調達。市営駐車場で仮眠予定が、夜叉神峠に空きがあるとの事で、夜叉神峠まで上がることにする。夜叉神峠AM00:00着、駐車場は、80%位埋まっていたが、余裕はあった。早速軽い宴会を始め明日のクライミングの話に花が咲く。明日のことを考え、AM1:30頃には車の中で、就寝zzzz(明日のことを夢に見ながら)

 翌日(16日)、AM5:30起床、AM6:00発のバスに乗ろうと支度をバタバタ始めたが、哀れバスは待ってくれず・・・・・行っちゃった〜、待ってくれ〜・・・(4台も来たのに!) しかたなく、AM7:00発に乗ることにする。やっと待ってきたと思ったら満員で・・・・次にしてくれと、車掌がほざく・・・ほざくならまだしも・・オカマ風、交渉し立ち席で乗ることにした。バスの中での案内も、ナント『オカマ』じゃないか・・参りました。天気は予報だと晴れ模様のはず、しかし重苦しい空模様、雲が空一面、雨さえ降らなきゃ良いか〜と思いつつ、バスに揺られ広河原着AM7:45頃。身支度を整えAM8: 00出発、相変わらず変わり映えしない天気、周りは紅葉見物の客と、北沢峠方面の登山者で賑わっている。北岳方面は、数パーティだけ、前のバスでだいぶ入っていたので、我々が出遅れているのだろと思いつつ、正面に見える北岳バットレスを見ながら、吊橋を渡り入山。

 空模様は相変わらずだが、八本歯のコルが明瞭に見えるので天気は持ちそう。時たま日差しは出るがパッとしない。二俣着AM10:00このあたりで登山客と出会う、あと一踏ん張りでバットレス沢に着く、ここまでは何とか持ちこたえた体調が、徐々に不調に向かう、バットレス沢出会い着AM11:00。小休止、これからクライミングするルートを偵察する。バットレス沢に入り闘志が燃えてくるのと裏腹に、体調は最悪状態、両足にアクシデント発生!(クソー・・・下品だね!)、休養しつつ騙し騙し歩を進めるが、なんともしがたく中休憩を取る。この調子だと四尾根の取り付きまでは時間がかかり、今日のクライミングは不可能となるため、急遽Dガリー奥壁経由のルートに変更する。(二人共ごめんね!)

Bガリーから急なガレ場をトラバースし、何とかDガリーの取り付きにPM1:00着。空模様はパッとしない上、残雪らしきものがチラチラ有る。早速、登攀準備にかかりPM1:30取り付く。

1P(掘法▲侫А璽垢10m程左上し、ザイルの流れを考慮してテラスで切る。

2P(掘法5mのフェースを直上し、ハイマツ交じりのリッジを30m登りビレーするが、50mザイルがキンクし伸びない、出せない。

3P(供法△曚箸鵑疋灰鵐鴇態で20m。

4P(掘法▲襯鵐湿を40m登り広場にてビレー、通常はここよりバンドを右に20m程トラバースすると4尾根の取り付きに至るが、現在は、バンドが崩壊し、少し下の草付き状の場所をトラバースをしているらしい。

5P(掘法▲襯鵐爾ら右へフェースに移り40m伸ばし2人用テラスに着く、おいらは2m下のバンドで待ち状態、ここでも、50mザイルがキンクし、伸びない、出せない状態、トップから重た〜いのコール。

6P(掘法⊂緝瑤里ぶり気味の岩を目指し30mフェースを直上、かぶり気味の岩を左から10mほど巻くが、川元嬢がいっぱーいのコール、トップの直樹君から少し伸ばしてくれ〜とのコールが返り、少し前進しザイルを出す、微妙なバランスでテラスに着いたらしい。

7P(掘法▲謄薀垢ら3mほど左に移動し、ルンゼ状に入りフェースに移る。上部には、奥壁の核心部である二段ハングが見える、ハングめざし40m伸ばしテラス着。もうすでに時刻もPM5:30を回り風が出てきて寒い、セーター等防寒をし、軽い行動食をとる。

8P(掘法∩霽佞の上昇バンドを20m直上し、上部フランケのテラスに着くが、良いビレーポイントが無いらしく行ったり着たりで多少時間を費やす。この時点で空は満点の星、振り向けば甲府市内の夜景が素晴らしい、だけど寒い〜・・・・ヘッドランプを着け終了点を目指す。

9P(検法∈戮いフェースと凹角を30m直上しバンドテラス着、この時はもう既に周囲は暗闇状態、上部には奥壁の城塞が黒い塊として異様な雰囲気に見える。高度感は微塵も無く唯ひたすら寒さに耐え、フェースと格闘する。川元嬢にとっては、初めての夜間クライミングなのでかなり厳しい、すぐ下からヘッドランプで照らし、スタンス、ホールドを指示するが、寒さもあり思うようにいかず苦闘している!・・・・・・

10P(此砲気蕕縫侫А璽垢らクラックへと入り、またフェースへと移り、4尾根最終ピッチのリッジへ、リッジから左へトラバースしルンゼに入る、ルンゼを5mほど登り、枯れ木のビレーポイント着、相変わらず寒い〜・・・・早く終わりたいよ〜・・と独り言。このポイントから右下に中央稜への懸垂支点がある。ここから甲府市内の夜景は絶景である、また、四尾根越しに白根御池小屋の灯りがポツンと光るのが見える。しかし堪能している余裕はまったく無し、空には満天の星、風は強いし、寒くて震える始末。何とかして〜・・・寒いからもう山は止めようかな〜なんって!

11P(掘法△發終わりだ!・・・リッジを登り傾斜の落ちたフェースを30mでハイマツにてビレー、やっと安定した場所に立ち3人共一息つく、それからさらに岩と砂交じりの壁を30m延ばし、ビバークポイントの平らな広場に着、しかし、またまたザイルがキンクし絡まって何時になってもザイルは伸びてこない!、二人とも上がってこない!。
寒いよ〜・・・・・何とかしてくれ〜・・・・・・・10分位したら上がって来て、やっと全員安全な場所に揃い、登攀終了PM7時頃。

 完登の握手もそこそこに、クライミング用具とザックをおっ放り出し、コンパクトテントを寒さに耐えながら張り、すばやく潜り込みコンロを点火、・・【暖か〜い】・・・【天国〜】・・落ち着いたら、腹も減り食事の支度をするが、水が少ない、今日は行動食と、持ち上げた残り少ない大吟醸で、完登の祝宴をあげ、楽しく?苦しく?寒かった!登攀の回顧をしているうち、皆に笑顔が戻り今日の登攀の話に花が咲く。《お疲れ様でした!》BPは多少傾斜しているが登攀の時を考えると、快適で天国ダ〜・・・・・・・・・・・・・・ 明日の好天に期待して、PM10時頃就寝
zzzzzzz ( ̄〜 ̄) ムニャムニャ
 今回、持参した新しいザイル50mのキンクが激しく、流れない、送り出せないで、リードしていた直樹君は大分四苦八苦して苦労していたようだ。(ご苦労様でした!)

 翌日(17日)、太陽の日差しがテントを染め始めた頃目が覚めた、AM5時起床、残り少ない水でラーメン2個と、もち4個でラーメンもちを作り、3人ですすり合う。テントから自然現象?で、出てみると青空でピーカン、正面には雲海上に朝日で染まった富士山がドーンと聳え何とも表現できない雰囲気・・・・・・これだから昨日の苦しみを忘れ、また山に来てしまう。登攀具を整理してテントを撤収、AM7時に快適だった一夜のBPを後する。踏み跡をたどり稜線へ、稜線着AM7時20分。

登山者数名と行き交う、昨日の落ち込みが嘘のように爽快な気分、稜線を15分程歩くと北岳山頂、山頂着AM7時45分頃。早朝から登ってきた登山者で山頂は賑やかである、360度の大パノラマ、富士山を始めとし、甲斐駒、鳳凰三山、間ノ岳、千丈岳、八ヶ岳など・・・・眺望を楽しみ、脳裏に焼きつけて、記念撮影を行いAM8時10分山頂を後にし下山。

 肩の小屋着AM8時40分、5分程休息をとり、遥か下に見える白根御池小屋を目指す。皆、気分は青空同様爽快なようで、ルンルン気分で草滑りを滑るように下山。白根御池小屋着、AM9時45分。小休止と軽い食事を取り、御池小屋をAM10時発。これから淡々とした登山道と、樹林帯を下り広河原へ。今までルンルン状態だった気分もこの下りで打ちのめされ、体力が消耗しヘロヘロ状態。だから下りは嫌いだ!・・・まー登りがあれば当然下りも有るよ!、膝を騙し騙し下山し、広河原着AM11時20分。(直樹君は11時のようだった)12時発のバスには何とか間に合った。バスに乗り夜叉神峠にPM12時40分着。

身支度と登攀道具を整理し、PM13時に夜叉神峠を後にし、市営駐車場そばの温泉に入り疲れを癒し、PM14時帰途に着く。中央高速が事故渋滞で浦和着PM19時30分頃。(夜叉神峠〜広河原バス代820円/片道)

 今回のバットレス登攀はルート的には困難ではないが、少し時間がオーバーし夜間登攀になってしまった事、また、新しいザイルのキンク処理をせずに使用したことが、大いに反省点であり、事故も無く下山できたことが何よりである。

記:N.kakegawa

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