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■ 八ヶ岳 天狗尾根   2012/01/04
カテゴリー: - 山下 :

日時:12月31日〜1月2日
メンバー:安田・北村殿下・伊丹・山下

前夜、小淵沢道の駅で仮眠後、美しの森駐車場で身支度をする。空は青空、風も無く上天気だ。
雪が少なくてまるで晩秋の山をラッセルも無く林道を2時間弱で出合小屋に到着。

ここで一日目を終えると明日がキツくなるので登れるだけ登ろうと所帯道具一式を背負って稜線へ向かう。
出合から赤岳沢右岸を僅かに辿り、赤布に導かれて尾根に取り付きブッシュ混じりの急登に喘ぐ。前を行く元気な3人と足が痙りそうな1名。う〜んこれで明日登れるのだろうか…
約2時間でやや平坦になった2100m地点に到着、辛うじて幕営できる樹林帯にて本日は終了とする。

【2100m地点の平坦部分に幕営。雪が少ない…】

今夜は大晦日、北村殿下の年越しソバと安田氏のブランデー(ナポレオン!)に陶然としつつ紅白を聴きながら過ごす。
思えば厳しく辛い年だった。誰もが自分自信と向き合い優しさとか共感そして絆というものを真剣に見つめ直した一年だったと思う。
その2011年がもうすぐ暮れてゆく。

駐車場発7:30−出合小屋10:00−天狗尾根取付点10:20−2100m地点12:15(幕営地)

2012年1月1日
正月の山とは思えない程暖かくグッスリ眠れた一夜だった。3:00起床6:00行動開始。
樹林帯を暫く登ると左右に展望が開けてくる。部分的に切れ落ちた箇所もあり雪が多ければナイフリッジになりそうな地形だ。
やがて木の間ごしにカニのハサミが見えてくる。なるほど「カニのハサミ」らしい岩峰だ。

【樹林の中の急登。荷が重い】

【2012年の夜明け。今年は良い年でありますように…】

【カニのハサミ。言われてみれば確かにそう見える。】

これを左から巻くと30m岩壁の基部に着く。
正面にもルートもあるらしいがとても登れるシロモノではなく、ここは素直に切れかかったフィックスザイルがある右上へトラバースして雪の詰まったルンゼを安田氏トップで山下、伊丹、殿下と続く。
雪が締まっていればピッケル・バイルでアイゼンを効かせての快適な登攀になるはずだ。
更に岩峰基部を左から越えると大天狗の取付きだ。

【雲涌く権現方面】

ここも斜面を右上にトラバースし傾斜のある岩場を大きめのホールドを頼りに登るとシッカリとしたアンカーと鎖が打ち込まれているのでこれを支点にピッチを切る。
大天狗を右から越え小天狗を左から巻くともう難しいところは無く、取り敢えず天狗尾根の核心部は終了。

【30m岩峰のルンゼを登る】

【灌木にてビレイ中の安田氏】

【左から巻いて大天狗に向かう】

【大天狗を登攀中の殿下】

【小天狗と赤岳本峰】

「お疲れ様」
メンバーで握手を交わし、このまま権現方面に下るか赤岳頂上を踏んで行くか思案する。思ったより行程が捗り時間もあるので重荷を登山路に残し頂上往復する事に。
天候は朝のうち視界も利いていたが既稜線にはガスが掛かり始めている。

【赤岳頂上小屋。正月くらい開いてても良いのにね。(ビール欲しい)】

【赤岳から望む天狗尾根】

赤岳頂上直下は予想通り多くの登山者で賑わっていた。
頂上に着くやいなや安田氏が小屋の方から戻ってくる。「残念!小屋は閉まってた、ビール買おうと思ったのに」う〜ん残念無念。

【キレットから天狗尾根をバックに記念撮影】

【ツルネ東稜の下り口。視界が効けば迷わないが悪天だと見逃しそう】

寒い頂上から権現方面へのガラ場をアイゼンを軋ませながら下る。400m近くも高度を落とし更にツルネへと登り返す。途中振り返ると天狗尾根のシルエットが。
「良くあんなとこ登ってきたな…」ここで全員で記念撮影。

【出合小屋の近くで幕営】

ツルネからは明瞭な東稜を下る。途中、尾根が左に屈曲する部分がありそこは地図から読み取れなかった部分で迷いはしなかったが改めてコンパスと地図の使いこなしが重要だと思い知らされた。良く整備された東稜を約2時間で下山。
出合の小屋には先客が居たので少し尾根よりの台地にテントを設営し今山行のフィナーレの宴とする。

翌日は林道を2時間弱で駐車場へ。帰省ラッシュが始まる前に高速に乗って今回の山行は終了となった。
楽しい山行でした。

幕営地発6:00−カニのハサミ7:45−30m岩壁上8:35−大天狗基部9:20−赤岳頂上10:50−キレット12:30−ツルネ13:20−出合15:30

記:山下

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