5月27日 メンバー Ｓ、Ｏ、Ｏ、Ｓ、Ｈ
今回は南稜または中央稜を登り、ピークを踏んで帰ろうという計画だった。
26日夜に出発、ベースプラザは昨年から営業時間外の開放がなくなり、不便になってしまった…。
一ノ倉沢出会いまで1時間のバイトがあるため３時に出発。
やはりまだ雪は多く、出会いは端から這い上がる。
この頃はまだまだ元気な自分だったが、気合いが入りすぎていたのか、テールリッジにあがると途端に空回りしてバテてしまった。
中央稜基部にて休憩、もといバテた自分待ちで、中央稜か南稜か決めかねていた。
中央稜を登る気満々のＳ君はすでに靴を履き替えていて、上に抜ける時間切れなら南稜でも降りてこようということで中央稜へ決まる。
‥が、そうこうしている間に、下から準備完了としてきた後続２パーティが、先を行っても良いかと追いつき、きっと速いだろうと楽観視した我々は先行を譲る。が、すぐにこれは失敗だったと思い知らされる。
５人だったのでトップは次回とＳ君を３人パーティに決め、残る４人でじゃんけん。 Ｓ-Ｏ。Ｏ=Ｈ,Ｓと決まる。
６時頃登攀開始。１ピッチ目。Ｓさん先行。後続はＯさんがトップの模様。
２ピッチ目にやけに短くピッチを切った先行パーティを追い抜きピッチを切ったため、ロープ交差を嫌がったのか、登りきるのを待たれタイムロス。この時、先行かれます？の問いにそうすべきだった。
３ピッチ目出だし。この後、自分がトラバースの間に先行パーティからの落石。近くて大きそうだったことに加え、何より体勢が悪かったので肝を冷やした。皆、無事。
４ピッチ目。
４ピッチ目を核心手前で切られ、渋滞。ちょっと下で待機中のＨさん‥あれっ？トップが替わってる。ここで大幅なロス。
核心を登ってくるＨさん。
その後もえっちらおっちら、途中で昼飯休憩までして終了点、１１時。
コップ岩壁を講義中？
上に抜けるには、どうにもこうにも遅すぎるので、ここで降りることにするが、中央稜か北稜かで中々決まらない。
結局、誰も下りたことのない北稜へ行くことにする。
北稜への下降。懸垂１回目。
空懸をきめるＳ君。
奥の衝立前沢を降りるが、かなりの急斜面で慣れるまで腰が引々け々だった。
雪がなくなった後も沢中を降りて最後に懸垂して無事降り切る。
出合駐車場へは１７時となり、登りも下りもとっても時間のかかった一日だった。
ルート終了点まで行ったことや北稜を降りたことは良い経験にしたい。
