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■ 冬合宿 B隊   2007/01/01
カテゴリー: - 管理人 :

メンバー:安田(L)・風間(SL)・鈴木g・北村・福王寺・山下

【12月31日(日)】
まだ明け切らぬ新穂高温泉を後に林道を歩き出す。
雪は少なめ、気温も思いの外高い。

約2時間で白出沢出合の少し先、涸沢岳西尾根の末端に取り付く。特に明瞭な道はないが笹藪の中に続く急登を喘ぎながら登る。
途中倒木をくぐったり岩根を掴んでよじ登ったりとかなりのアルバイトになるが、その分順調に高度を稼いでゆく。

旗竿を持参してくれた安田氏は引っ掛かる倒木に怒りの雄叫びを上げている。振り返ると笠ヶ岳がその胸板にベットリと雪を纏った姿で屹立している。

15時、別段早いペースでもなかったがそろそろ陽も西に傾きかける頃、2400メートル付近の台地に登り着くことが出来た。
台地周辺は6〜8張りが幕営中だったが、全員での必死の整地で何とか充分なスペースを確保することが出来た。

風もない穏やかな大晦日である。
軽い酒宴で過ごしこの日は終了。

新穂高着(6:00)-林道入口(7:15)-尾根取付(9:00)-2,400mテント場(15:00)

【1月1日(月)】
明るくなるのを待ち、アイゼンを付けて行動を開始する。いきなりの急登を一気に登り切り森林限界を超える辺りで、尾根は左から降りる支尾根に合流する。
下山時、視界が利かないとき、このまま真っ直ぐ降りてルートを踏み外し安い場所だ。
シッカリと旗竿を立てて左上する。

目の前が一気に開け、振り返ると雪を被った北ア最深部の山々が視界一杯に波打っている。
ここから更に急峻な蒲田富士をに登る。下から見上げた程危険な箇所はなく、しっかりとステップを踏みピッケルを打ち込んで高度を上げる。
登り着くと更にその先にピークがあり、途中狭い雪のリッジを超えながらの登高が延々と繰り返して行く。

一旦F沢のコルまで下り、一気に涸沢岳のピーク目指して尾根が伸びてゆく。
右半分が雪の詰まったルンゼになっている。
降雪直後なら積雪状況を気にしつつ、左の岩稜沿いにピッチを伸ばす場所だが、充分に締まった雪は安心できるステップを提供してくれている。

一歩一歩高みに向かってアイゼンを蹴りこむ。吹き付ける西風に目出帽を下ろしヤッケのフードを深々と被る。右上に雪の鎧を被った奥穂が迫ってくる頃、無事に涸沢岳の山頂を踏むことが出来た。

雪煙が舞う前穂。振り返ると黒々とした槍の穂先が聳える。
時間的にも無理できない状況ゆえ、奥穂往復は断念し往路を下る。
正直言えば冬の北ア最高峰のピークを踏みたい気持ちもあったが「また来ればいいさ」と自分自身に借りを作る事にしよう。

傾斜のある斜面を駆けるように下ると一汗かく頃に天場に着くことが出来た。
大半のテントは撤収しガランとした台地で軽い酒宴となる。夜が更けるにつれ雪が舞い始めた。

幕営地発(6:00)-蒲田富士ピーク(8:30)-F沢コル(9:00)-涸沢岳頂上(10:30)-下降開始(10:45)-幕営地着(13:00)

【1月2日(火)】
今日は新穂高に下るだけだ。
重くなったテントを畳み一気に尾根を駆け下りる。

今回の山行では鈴木(G)さんが風邪で酷い体調不良だったが、下山に際しどんなに辛そうでも、最後まで装備の分担を拒み歩き通した「溪稜の先輩」としての心意気に敬服の念を禁じ得ない山行でもあった。

下山開始(7:30)-林道(9:30)-新穂高着(11:40)

記:山下

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