鶏冠谷左俣沢登り
メンバー Ｏ熊、Ｋ村、ひで ３名
所要時間 沢登り：７時間 下山：５時間 （休憩含む）
ルート 鶏冠谷出合⇒右俣、左俣⇒鶏冠谷稜線下山
天候 快晴
【感想】
前半核心と言われる逆さくの字の滝はハーケンが４本＋残置スリングもあり逆に整備が行き届いているため比較的安全。
シーズン始めのため、我々以外遡行者は無し、まだ今シーズンでは数パーティしか入っていないと思われる。
今回は予定通り鶏冠稜線を下ったが、沢登りよりも下山の方が危険箇所が多く注意が必要となる。
沢自体で１級中、下山で１級中で併せて２級ちょい程と感じた。
左俣から入ってからは懸念事項の倒木はあまり無く、ナメ滝を堪能できた。
詰めは四ノ沢から詰め始め、最後の石楠花藪こぎも薄い箇所を通り、概ね１０ｍ程度の藪こぎで稜線に出る。
過去、鶏冠谷稜線を歩いた経験から、沢から登ってきた人用の目印テープが多く、これが迷いやすいので注意。
【下山時の注意点】
木賊山に向かう時は一箇所左に曲がる。木賊山を背にする場合は３本目の鎖場を超えたら目的地は左側だが
とにかく右側に向かうとイメージしておけば迷いは極小に抑えられる。
鎖場の支点はどれも鋳物と針金の補強の為、全体重をかけるのは避け、極力鎖は補助程度に使う方が無難と感じた。
