奥多摩 三郎の岩道窪
メンバー Ｎ崎、Ｎ村、Ｎ野、Ｎ村 4名 （Ｎばっかり）
所要時間 沢登り：3.5時間 下山：1時間 （休憩含む）
ルート 伝名沢橋⇒三郎の岩道窪大滝⇒仕事道⇒入渓点
天候 やや曇り
【感想】
当初、１泊２日の沢(マチホド沢）を計画していたが、台風接近により沢泊りは
危険と判断し、日帰りの沢に変更をする。
突如変更の為、依然より行ってみたい「三郎の岩道窪」を選択＾＾；
新人のＮ崎さんも都合が付き、計４名での遡行となる。
盆堀林道は伝名橋までアスファルトでしっかり整備された道であり
林道のイメージを払拭するような良い道である。
また、伝名橋のたもとは大きな駐車場(詰めれば１０台はＯＫ）があり
アクセスは大変良い。 目印は「しんじゅくの森」の看板です。
入渓まではしっかりした踏み跡があり沢を左に見てテクテク歩いて10分程で入渓地点に到着。
入渓点はやけに平たいテント場のような場所である。
※帰りにここに降り立った際にオフロードバイクの練習場にしているって方と出会う。
入渓から３つの堰堤を超えたすぐ右側に川幅約５０ｃｍの小川と出会う。
まさかここか？と思ってたがケルンがあり、ショボイ出合だなと思いつつ入渓する。
入渓５分でゴルジュっぽくなり、概ね１０分程で本日の核心の大滝に到着する。
【大滝突破】
今回は大滝突破が前提です。
大滝の左右水流の真ん中をラインと見定めて登攀開始、下から見た際には残置物が見当たらない。
良いホールドが見つからないので滝の草をむしりつつ残置ハーケンを２か所見つけてランナーを取る。
外傾している箇所にハーケンを１本打ち足して中央バンドで１ピッチ切る。
登攀中に意外と悪いと判断しセカンド以降はフイックス⇒引き揚げに変更と伝える。
ここまでで約４０分経過・・・チョッと時間掛かり過ぎでした、すいません。
１本打ったハーケンは回収不可の連絡を受け残置決定 OTZ
大滝上部も割りと悪く、結局、大滝全て登りきるのに４人で２時間程度掛かる。
【その他】
その後の３ｍ、４ｍの滝も直登可能。
最後の５ｍ滝は下から見た感じで「上部が悪い」と想定してロープを出す。
この５ｍ滝、最後がヌルヌルのスベスベで結構勇気が必要（ランナー無しです）
５ｍ滝後「トイ状」の滝が見えますが流木で埋まっており遡行価値無しとして
ここで焚火大休憩しつつ遡行打ち切り＆詰めに入る。
５ｍ滝から(道ありませんが）右側に強引に詰めて行き、約１０分程で仕事道に合流。
仕事道はかなり踏み込まれており歩きやすいです。
入渓点のテント場みたいな場所を目標とし、地図とコンパスを頼りにガラガラの場所を下って行く。
途中で樹木に白目印がある場所を見かるが、道らしいは無いです。
約１時間ほどで目出たく予定通りのテント場？にドンピシャで降り立つ。
【遡行時、下山時の注意点】
大滝の右側の巻き道っぽい場所の木は上から見た感じで（色んな方々が巻いているらしく）
根っこがガタガタです。割と太目の木でもランナーとして使うのは危険な感じでした。
大滝登攀は水流真ん中沿いに行った方が賢明かもしれません。
大滝上部の３ｍ滝は左右に巻きっぽい道がありますが、上から見た感じでは巻いた場所は
両方とも逆層＆１枚岩の為、滝直登の方が絶対安全です。巻いたら逆に危ないです。
５ｍ滝は上部がスベスベです。ロープを出しても途中ランナーが取れない為
トップの人はフリーで登って上からロープを出す方法がいいかもです。
作業道をそのまま下っても伝名橋に行けそうです。
今回は「最初の入渓地点」にこだわって下りましたので参考にしないでください。
始まりの場所
盆堀林道の先（ゲートは開いてます）
目印の特徴ある「しんじゅくの森」の看板
後ろは伝名橋
多分２こ目の堰堤
目印のケルン(かなり小さい）
三郎の岩道窪の入り口
25ｍ大滝 左右の水流ど真ん中が今回のルート
３人目の登攀（ルンゼ側）
頑張ってます
余裕ある感じ
もうちょいで終わり
終わりん
心霊現象？
４人目終わり（滝直登ルート）
大滝上部１ 割と悪いです
大滝上部２ ムーブ作って
大滝上部３ よっこいしょ
４ｍの滝 かな？
５ｍの滝
５ｍの滝上部 上はスベスベ
仕事道の下山道 結構急斜面です
割と道はしっかり この先で強引に入渓点を目指します
入渓点の広場に到着 オフロードバイクの方がいました。
おわり
