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■ 甲武信ヶ岳   2016/05/29
カテゴリー: - 山下 :

北M、山下、五郎さん

会の大先輩と久々の山行。
登山口の信濃川上までは上信越道を佐久南IC経由で小海を経て高原野菜の畑が一面に拡がる川上村へと延々と走る。
背後には普段見慣れない角度からの八ヶ岳のシルエットが新鮮だ。
林道奥の毛木平は既に車で埋まっていたので道路脇に停めて行動開始。

歩き始めから奥秩父の深い森と千曲川の沢音に癒やされる。そう、今回の目的は「千曲川の源流」を訪ねること。
深く見通しの良い森林帯を気持ち良く進むと程なく沢沿いを歩くようになり滑滝に達する。傾斜が増し、やがて流れは更に細くなって源流が近いことを教えてくれる。


滑滝周辺

「千曲川の水源」
その最初の一滴は、登山道を一段下りた樹木の付け根から湧き出していた。
悠々と信濃の平地を梓川の流れも飲み込んで、越後の先からは「信濃川」と名称を変え日本海に注ぐ日本最長の河川。
その水の旅が此処から始まるのかと思うと悠久への想いに駆られる。
だがそんな物思いに耽る暇もなく団体ツアーの列が水場に連なってとてもゆっくりとことは出来なかった。今日は出発が8時と遅めだったので甲武信ヶ岳への往復が精一杯だろう。

  

登りは更に急登になり縦走路を併せて頂上に向かっていく。今までの樹林の中から一気に露岩帯に出ると金峰やその向こうに南アが続き、八ヶ岳が更に大きく見える。
ごった返した山頂を後に、十文字峠のシャクナゲも見頃だと聞いて後ろ髪を引かれながら往路を下山する。
途中、沢の流れから離れる前にもう一度源流に触れようと流れに手を入れる。
この水がやがて日本海に注ぐのはいつ頃だろう。

 

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