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■ 創立60周年を迎えました   2016/12/08
カテゴリー: - :

浦和溪稜山岳会は創立60周年を迎えました。

この間一貫して山登りのスタイルを変えることなく浦和の町の山岳会として登り続けてきました。幾多の浮き沈みもありましたが、ひとえに先輩および会員諸兄ならびに埼玉県山岳連盟を始めとする関係山岳会の皆さま方の深いご理解と暖かいご支援により今日まで山岳会を続けてくることができましたことを心から感謝申し上げます。

当会は戦後の復興期から高度経済成長期へと時代が変わりつつある昭和31年12月8日に浦和市立高校山岳部OBGが集まり『溪稜山岳会』と称して発足しました。当時は高砂町にあった初代会長の実家を本部とし、山行面ではオールラウンドとはしていましたが、表丹沢や西丹沢、そして谷川岳東面の未開拓の沢などを次々と繰り返し登っていたようです。
その後、高度経済成長時代のもと空前の登山ブームが到来し、様々なグループが山岳会を自由に結成した巷で言う『三人寄れば山岳会』の時代となりました。母校卒業者の入会が激減したこともあり、山行と運営のマンネリ化から脱するために昭和38年4月に『浦和溪稜山岳会』と改称し、同年6月にOB会から一般社会人山岳会へと改組を行い現在に至っております。改組した当初は新たに外から入会された方々により会活動は再び息を吹き返したとのことです。

その後も山行面ではオールラウンドであるスタイルを変えることなく、春・夏・冬の年3回の合宿と毎月1回の月例山行からなる会山行と会員同士で行く会員山行を活動の中心として国内の山岳から海外の高嶺を目指して登り続けてきました。
その結果、会員の中には自らの目標や夢を達成された方も多数おります。
他方、理由はどうあれ反省しなければならないことも多々ありました。山行面では幸いにも最悪の事態には至りませんでしたが転落や落石等による骨折等重篤な怪我や、車社会へと時代が変化し山の行き帰りでの自動車事故、運営面ではオールラウンドとはしていても年齢層や多様性の広がりによる考え方の違いや片寄りによる意見の対立などがありました。
山やの世界は、自己主張が強く人の言うことは聞かない割に一旦気を許すと本音で弱音を吐いて互いの傷をなめ合うような奴らが多く当会も正にそんな奴らの集まりです。そんな奴らですが、一つ共通しているのは山への想いです。今までの会活動を振り返ると良いことも悪いことも問題に直面した時には、山への想いを原点に会員自らがそれぞれ知恵を出し合い、例えそれが最大公約数であっても何とか皆でまとめ上げ解決を図ることの繰り返しを行ってきたように思えます。
創立以来当会で活躍された百余名を越える会員皆それぞれが山への想いを紡ぎそれを会員同士で繋ぎ続けてくれたことが60年にわたり会活動を支え続けて来たのだと思います。

創立60周年を記念してここに近年の記録をホームページから抜粋して記念誌として発行すると共に、創立から現在までの60年の記録を永久に保存すべくDVDにデジタル保存いたしました。
浦和溪稜山岳会が今後も浦和の町の山岳会として登り続けるために後輩たちに伝えたいもの、そして期待を込めて念願しております。
これまで同様、皆さまからのご指導、ご支援を賜りますようお願い申し上げてご挨拶とさせていただきます。
               
浦和溪稜山岳会 会長 中山法行

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