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■ 乾徳山   2008/02/14
カテゴリー: - 山下 :

【2月10〜11日】
参加メンバー 掛川、鈴木g、川元、山下

今回の会山行は1日前に入山したA隊と共に西穂を目指す予定だった。しかし前夜からの関東地方は大雪。
国道16号は全く動かず、関越・中央・圏央道それぞれが皆通行止め状態。一から作戦を練り直し、11日だけで少しは面白そうな山に行こう、ということで「乾徳山」が候補に上がった。

10日の昼過ぎに集合し秩父市内で食料を調達、凍り付いた雁坂峠を越えて夕闇迫る「道の駅」に到着した。駐車場までスッポリと雪に覆われ吹きすさぶ寒風が屋根の雪を舞い上げている。店の係員が戸締まりして帰宅したのを見届けて軒下に幕営する。実に快適。
オデンを肴にワイン→ビール→紹興酒→泡盛に四方山話の花が咲く楽しい夜が更けていった


翌日、乾徳山登山口の駐車場で身支度。
青空の元、トレースのシッカリついた登山道を登りだした。今回が「履きおろし」だという掛川氏ご自慢の「六万円もしたゴローの靴」が光っている。
電光型の緩い登りがしばらく続く。錦昌水の冷たい流れに喉を潤したあと、少し登ると傾斜も緩くなり木々の疎らな国師ケ原に着いた。
右手には緩やかな山並みの中、周囲とは趣を異にした乾徳山の頂稜が聳えている。なかなかアルペン的な風貌だ。
雪に埋もれた樹林の中、緩いながらも息の長い登りに一汗かくと、芒に覆われた扇平が拡がり、目印になる月見岩に到着する。
秋にお月見がてらこの辺りでツェルトビバークも楽しいだろうな、と五郎さん。水さえ確保できれば楽しい山行が計画出来そうだ。
振り返れば左に富士山、右手には南アルプスの峰々が白く輝きいやが上にも気分を盛り上げてくれる。
月見岩より左手に続く登山道からはトレースが消え、ここより膝丈のラッセルとなる。岩の上にフンワリと積もった雪は歩きづらく予想以上に手間取ったが何とか頂上直下の岩峰基部まで辿り着く事が出来た。


ここからが問題で、鎖は下半部が雪に埋もれホールドになるクラックもシッカリと雪が詰まっていて実にイヤらしい。
取り敢えず山下が強引に登り頂上に立つ。
何一つ遮るものもない360度の展望に疲れも吹っ飛んでしまう。ゆっくりと行動食を口に運びながら3人が登ってくるのを待つ。それにしても良い眺めだ。
ところがいつになっても登ってくる気配がない。それどころか何だか下の方で叫び声が聞こえる。どうやら鎖場でかなり手間取っているらしい。
右からの巻き道にルートを模索するも凍り付いた草付に不安定に積もった雪が意外に悪くて登るに登れない。掛川さんが悪戦苦闘するもかなり危険を伴うと判断し、山下以外は登頂を断念し下山することにした。皆で頂上に立ちたかったが仕方がない。

自分だけ頂上を踏んで皆に申し訳ない気がしたが「また来ればいいさ」という掛川さんの言葉に気を取り直し、復路は来た道をトレースする。
気温も上がり下ろしたザックに着いた雪が滴になるほど快適な天気の下、陽が西に傾きかける頃、駐車場に降りたつことが出来た。
帰りは地元の温泉に浸かりゆっくりと汗を流して帰路に着く。

「乾徳山」の名は知っていてもなかなか行く機会がなかったがひょんな事からその頂を踏むことが出来た。峻険な山も良いが偶には足元の山を見つめ直せばこんな楽しい山行が出来ることが発見できたのは大きな収穫だと思った。

駐車場発(7:30)−駒止(9:00)−錦昌水(10:00)−国師ケ原(10:10)−月見岩(11:00)−下部岩壁(12:20)−頂上(13:00)−下山−駐車場(15:00)

記:山下

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